スチームクリーナーとは?
あなたは、TV通販で湯気を噴射して、汚れを落としている動画を見た事がありますよね。
深夜のTVショッピングでは、H2oスチームモップ
ジャパネットたかたならケルヒャースチームクリーナー
ショップジャパンならシャークスチームポータブルやモップなど
アイリスオーヤマとかの商品もあります。
年末前になると、毎日どこかで、油汚れを浮かせているシーンをTVやネットで見かけます。
機能的には、お湯を沸かして出た蒸気を、汚れに当てて浮かす道具です。
だから、高温(100度)に反応しない汚れや、物自体に沈着した汚れなどには、効果がないし、浮いた汚れや水分は、自分で回収(洗い流したり、タオルで拭き取ったり)しなくてはなりません。
よく、コンロに付着した茶色い油汚れや換気扇の羽根のベタベタ汚れをすっきり蒸気で落とすシーンがありますが、油やタバコのヤニの色が落ちても、お湯だけではベタつきが残る場合があります。
油汚れがひどいと、できれば熱の力と洗剤のちからを併用したほうがスッキリする場合もあります。
できれば、エコの面を考えると、お湯だけで汚れがすべて除去できれば、いいのですが、そう完璧には行かないこともあります。
スチームクリーナーの原理
原理と行っても単純構造。
水をためるタンクがあって、圧力鍋みたいに密閉された状態で沸かす。
気圧が高いので内部の水の温度は、140℃以上になります。
そして、噴射直後は、1気圧に戻るので、100度の蒸気が噴射されます。
これらは、ボイラー式と呼ばれるスチームクリーナーで共通です。
ボイラー式以外にパネル式などポンプで水を送り、噴射するタイプがありますが、噴射温度が低かったり、噴射圧力がボイラー式より弱かったりしますので、購入時は注意が必要です。
ただ圧力に関しては、浮いた汚れや埃などを吹き飛ばす用途で、弱いよりはいいなって感じなので、高圧洗浄機のように汚れを剥ぎ取る作用はありませんので、弱いからといって、汚れ落ちが悪いと決めつけるのはよくないです。
汚れ落ちはきちんと噴射直後に100度を保たれているか?が重要です。
「床がベチャベチャになる」という、スチームモップの感想などをたまにネットで見かけますが、噴射直後の温度が低く、蒸気になりきってないために、そうなります。
上質なサラサラな蒸気を求めるなら、ボイラー式がベストと覚えておいて下さい。